キャンプツーリング

今年最後のキャンプツーリングに行ってきた。ツーリング自体は通年である。

目的地は赤城山キャンプ場。県営で無料かつ湖のすぐ脇にテントを建てられるとてもいいところである。当日朝の天気予報で午前中雨マークだったが、群馬に入ることには上がっていたので問題なく現地入り。高速でははじめから最後までつながった虹を見ることができた。吉兆だな。

テントサイトは湖の脇を走る道路の両脇にある。湖畔側に都合よく空いたスペースがあったのでテントを建てた。

 

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しっかし風の強いことときたら!ばたばたとテントがはためいて手間取った。周りのキャンパーもみんな苦労している様子。晴れ渡った空が気持ちいいのはうれしいが、火が扱いにくい。ガスが揺れて火力が弱い気がする。

設置後一度沼田に降りる。おなかがすいたので道の駅白沢へ。秋の味覚ということでキノコの炊き込みご飯と天ぷらをいただく。白マイタケって初めて食べたけどうまい。そして温泉に入る。入るとすぐに指がぬるりとする。アルカリ性温泉っていうのか、この手の温泉って大好き。しかも露天が気持ちいいこと!天気の良さがあるとしても最高。日本各地の道の駅に行っているつもりだけど、道の駅併設の温泉としては一番好き。近くに行くときには定番にする。

気持ちよく温まったところでキャンプ場に戻る。風は相変わらず強く、雲が出てきた。枯れ木で遊んでいると雨が降ってきた。これはかなわんとテントに入り込むと、テントをたたく音に違和感。雪じゃん、これ!直径1㎜程度の雪がぱらぱらと降ってきていた。まだ11月なのに雪が降るんだなぁと思っていた。…この時までは。

今回のキャンプの目的の一つは星空の撮影だったりするので、夜起きているために早めに就寝。起きたのが23時。寒い。すごく寒い。シュラフに入れておいたハクキンカイロや使い捨てカイロがなかったら凍えていただろうな。

テントをあけると銀世界。意味が分からなかった。降る雪の大きさは変わっていなかったけど、氷点下のままずっと降り続けていたらしい。むろん星は見えない。撮影はあきらめることにしたが、明日の帰宅が心配になってくる。一応晴れの予報だけど、雪が降ることは予報になかった。凍結だと転倒しながらの帰宅になるかもしれない。今年一番不安に駆られての就寝。

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キャンプサイトにはかなり積もっていたが、さすがに道路はそこまで積もらなかったみたい。でも完全に凍結しています。本当にありがとうございます。風は強いままだったが、雲の切れ間が見えた。太陽が出てくればとけるはず。そう信じて湖畔を一周する。

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お山の上は真っ白け。途中登山道があったので入り込んでみたり、赤城神社にお参りしたりで2時間ほどうろうろした結果、湖周辺の道路の雪は解け切ったことを確認。安心してゆっくりとテントを片付けて帰宅に入る。キャンプ場からはほとんど下りなので、下れば下るほど温度は上がるはず。しかし日蔭は安心できない。おおむねただの水になっていたけど、一か所完全に凍結したままのエリアが。元気なロードバイクもおりて歩いていた。バイクを立ててアイドリングで進む。両足をついてバランスを取ってみたり。効果があったかは疑問だが、無事に恐怖の凍結道路をクリア。あとはほとんど乾燥していて、気持ちよく走ることができた。下りですれ違ったバイクの人達に凍結情報を伝えられれば良かったのだけれど。無事を祈る。

 

とりあえず今回の反省としては、キャンプするにしても天気の変わりやすい山は選ばないこと。夏ならともかく冬は雪に凍結と無事で済まない。ほんと反省した。あと、普通のODガスだとあっためてやらないと火が付かない。寒冷地用を用意すること。

この二日間、ツーリング・キャンプ・写真撮影・温泉・山歩きと楽しいことしかしてない。最高だったな。

そういえば首都高ツーリングプランを使用してのツーリングだった。気軽に乗り降りできるしトータル安くなるのでいいね。できれば通年でやってほしいところだ。