気楽だ

こうやってだらだらと思ったことを書き連ねるのは意外と楽しい。もちろん思ってることとずれているのは書くほど実感するのだが、すり合わせる作業も嫌いではない。

多分明日の朝に眠くて公開するのだろうけれど、まだ寝たくない気分なのでとりとめもないことを書き散らかす。

マンガを読むのが趣味だが、最近ちょっと買いすぎて場所に困っている。就職してこの方、本を買うお金には困らない独身貴族なだけに増える一方だ。いやほんと。壁一面を本棚にしても足りない可能性があるから困る。第一、中身を確認できないからいわゆるジャケ買いになる。気に入ればいいけれど期待外れも多い。

最近がっかりしたのは何とかさんは気にしないとかなんとか。目くるめく非日常を受け流す、日常に近いものかと思ったらなんか違う。こういうのは一話で内容が完結していてスルーしていくのがいいのに、なぜか魔法少女の悩みだとか敵の組織やらが出張ってきて主人公の影が薄い。いらないんじゃないかな?主人公。

面白いものもある。ちょっと前だけど子供はわかってあげないは本当に良かった。相当数読み返している。

文章を書くときに一番悩むのは楽しさの表現だな。すごくおもしろかったのに、おもしろかったとしか言えない表現力に悲しみを感じる。嫌なことならいくらでも書けるのにね。残念。

さすがに一行は悲しすぎるので、追加。線の少なさがいいんだな。そのくせ人の特徴をきれいに出している感じ。面白い作品は人の完成度が高いなと思う。この人はこういう人なんだってのを話し方からしぐさ、空白をつかって表現している。だから会話になじみがでる。まじめな人はいきなり下ネタを言わないし、言うならよほどのお膳立てと状況があるはず。人の行動原理がわかりやすく性格から判断できるシンプルな魅力がある。あと、主人公の目がとてもいい。基本的には白丸。一部2重になったりするくらい。なのにすごく表情が出てる。美人で変わり者のイメージがわかる。書道教室での予約かな?ってシーン、今までの能天気さから一転して女の人だなって思う。ほんときれいな人だなって門司君もそりゃ思うよね。門司君は門司君で大体横棒の目。柔らかーくそれでいて折れないんだなって。この先二人はどう過ごすんだろうなって思っちゃう時点で取り込まれてる。続きが気になるのは名作のしるしだから喜んで白旗を上げる。いやあ、楽しい。

ここまで書いて書きたかったことは一つ。いらない本を処分しようと思っていること。長くなったもんだ。